協議会について
ABOUT


会長ご挨拶
GREETING

テーマ:『Next 協議会』一致団結し新しい時代に対応した協議会活動を

―はじめに―

京都染織青年団体協議会は、各和装産業会員相互連携と和装振興を目的として昭和51年に結成され、今年で43期目を迎えます。京都の和装に関連する生産から流通、小売、加工に至る青年会によって構成されており、これまで和装という共通の基盤に立って、お互いに情報を交換しながら切磋琢磨し合い、和装振興事業などの開催を通して業界貢献と会員相互の成長を図ってまいりました。また、京都の和装関連業種のみで成り立つ唯一の連合会として在り続ける協議会は多くの先輩諸兄が大変なご尽力と情熱を持って発展・継承されてこられた会でもあります。

昨今のコロナ禍によって今まで以上に変化していく時代の中、我々は、長きにわたり受け継がれてきました伝統と歴史を尊び、時代に即した和装振興を考えるだけでなくこれからの新しい業界ひいてはきもの文化の未来を照らす存在として、さらに発展させていける活動を目指して参りたいと考えております。

―活動方針―
今年度、活動方針のテーマを「Next 協議会」にさせていただきました。4月に新型コロナウィルス感染拡大による全国緊急事態宣言発令という未曽有の状況の中私達の日常の生活や企業活動において新しい様式への模索が始まっています。

我々協議会としましてもコロナ禍で急速に変化していく環境の中、今まで以上に時代に即した和装振興を提案し実践することで、新しい和装業界ひいてはきもの文化の未来を照らす必要不可欠な団体としてさらに発展させていかねばならないと考えております。従来きもの文化は、「家族」や「地域」といった身近なコミュニティにより継承されてきました。そこで、今年度は私達の「地域」であります京都にこだわり、和装に関連する各青年層が結集した協議会の発信力をフル活用して、事業・活動を行って参ります。

私達の「地域」であります京都は学生の街といわれる様に、京都府内にはたくさんの学生さんがおられます。特に今年度は、そのような次世代の消費者層に近い学生さんと一緒に和装振興事業を考え実践し、和装のすばらしさを感じてもらえるような活動を積極的に取り組んで参りたいと考えております。

また、運営面におきましてはコロナウィルス第二波対策と致しましてWEB会議や電子振込の導入の検討に取り組み、財政面では従来の皆様からの協賛金、京都府・京都市の行政機関からの補助金に加え、今年度より京都和装産業振興財団のお力添え頂きながら財務強化を図り持続可能な協議会運営に取り組んで参ります。

当会は、今年度で加盟6団体による持ち回り制になって今期で一巡することになります。これまでも会員、加盟団体減少の中私達は協議会の会長選出や活動継承等の課題に真摯に向き合い、議論を続けて参りました。次年度から2巡目に入る「持ち回り制」を維持するため、協議会をよりよい形で次世代に引き継げるように、議論を重ねて参ります。

―最後に―

私は、所属青年団体であります京都友禅青年会議所から初出向して11年を迎えます。初出向時から今日まで団体を超え様々な諸先輩に多くの教えを頂きました。このような諸先輩方への恩返しの気持ちで今年1年間責務を全うする決意です。コロナ禍で事業活動に様々な制限が想定される年ではございますが、過去の事業内容にとらわれず、新しい時代に対応した協議会活動を出向者と共に考え、出向者個々が楽しみ笑える1年間にできるよう、一所懸命に頑張りますので、どうぞ1年間よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、何卒皆様の絶大なるご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

京都染織青年団体協議会 第43代会長 池田 泰久

協議会の概要
OVERVIEW

昭和48年暮れの石油ショックは、日本経済を大きく揺り動かし、あらゆるところで多くの混乱を引き起こしました。そして誰もが、この変化や混乱は、以前と何か根本的に違うことに気付き始めました。この変革は日本の社会や経済の構造の変化であり、以前の手法が今後通用しなくなるのではと思い始めたのでした。もちろん我々和装業界にとっても事情は同じであり、むしろ日本の社会や経済の最も伝統のある部分と密接に関係を持っているため、この変革は大きな苦痛でした。

昭和50年は、このような認識を多くの人々が持ち始めた時でした。この年、石油ショックより2年目の暮れに、この協議会を設立する動きが始まりました。和装業界は周知の通り極度に分業化されているため、一度不振に陥ると、細分化された個々でいかに努力をしても、全体の力になかなかなりえないという弱点があります。この様な社会や経済が変化していく中で、過去にも色々団結の動きがありましたが、簡単には結束し合うことが出来ませんでした。

昭和51年4月に、この様な情勢に対応するため、京都染織青年団体協議会は誕生致しました。また昭和53年8月、和装の振興と会員の相互の緊密な連携を目的に「第1回京の夏まつり」が催され現在に至っています。その他にも、協議会の目的を達成するため種々の催事が各々の年度に行われてきました。 現在この協議会は、京都の和装に関連する加工、生産から流通、小売に至るまで6の青年会によって構成されています。和装という共通の地盤に立って、互いに情報を交換しながら、研修会・研究会・講演会等を開催しています。そして、我々自身の自己啓発を行うと共に、和装振興のため可能な具体策を模索しつつ、活発な事業活動を展開しています。

名称 京都染織青年団体協議会(きょうとせんしょくせいねんだんたいきょうぎかい)
所在地 〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78
京都経済センター 3F 公益財団法人京都和装産業振興財団内
TEL:075-354-1178
FAX:075-354-1177
設立 1976年4月1日
組合の地区 京都府一円
加盟青年団体 京都織物卸商業組合青年部会
西陣織物産地問屋協同組合青年部会
京都織物小売協同組合青年部
京都工芸染匠協同組合青年部
京都呉服青年会
京都友禅青年会議所
主要な事業 1.会員大会
2.鴨川納涼
3.和装振興事業
4.研修事業

出向者一覧
Officer

令和2年度の出稿者一覧です。

会長 池田 泰久(京都友禅青年会議所)
副会長 東 孝幸(西陣織物産地問屋協同組合青年部会)
事務総長 木村 洋二(京都工芸染匠協同組合青年部)
事業室長 桂田 裕士(京都織物小売協同組合青年部)
総務室長 藤井 博孝(京都織物卸商業組合青年部会)
和装事業委員長 柴田 剛志(京都呉服青年会)
研修事業委員長 米村 慎太郎(京都呉服青年会)
総務委員長 大原 康史(京都呉服青年会)
財務委員長 廣田 雄己(京都呉服青年会)
広報委員長 田辺 哲也(京都友禅青年会議所)
事業委員 木村 照道(京都織物卸商業組合青年部会)
事業委員 田中 靖人(京都友禅青年会議所)
事業委員 川谷 広宣(西陣織物産地問屋協同組合青年部会)
監事 長谷川 浩一(西陣織物産地問屋協同組合青年部会)
監事 藤澤 栄治(京都工芸染匠協同組合青年部)

アクセス
ACCESS


住所 〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町 78
京都経済センター 3F
公益財団法人京都和装産業振興財団内

◎地下鉄烏丸線 「四条烏丸駅」徒歩1分
業務時間 9:00 〜 17:00
TEL 075-354-1178
FAX 075-354-1177

個人情報保護方針
PRIVACY PROTECTION

京都染織青年団体協議会は、個人情報の重要性を深く認識し、以下の方針に基づき個人情報の保護に努めてまいります。

個人情報の取り扱いについて

1.個人情報保護に関する法令およびその他規範の遵守

京都染織青年団体協議会は、個人情報保護法および関連するその他の法令・規範・ガイドライン等を遵守します。

2.個人情報保護マネジメントシステムの策定および継続的改善

京都染織青年団体協議会は、個人情報を適切に保護するための個人情報保護マネジメントシステムを策定し、適切に運用するとともに、継続的に改善します。

3.個人情報の収集、利用および提供

京都染織青年団体協議会は、個人情報を収集する場合には、適法かつ公正な方法で収集し、あらかじめ個人情報の利用目的を明示して、その利用目的の範囲内で利用します。この範囲を超えて個人情報を利用する場合には、本人の同意を得たうえで利用します。
また、法令に定める場合および本人の同意を得た場合を除き、当館が第三者に個人情報を提供することはありません。


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