染織協議会について
ABOUT


会長ご挨拶
GREETING

― 令和7年度スローガン:『伝統を守り 可能性を拓き 新たな時代へ』 ―

令和7年度のスローガンは、「守破離」の精神をもとに掲げました。伝統を大切に守る「守」、そこに新しい視点を加えて展開する「破」、そして自らの形を築き時代に応じて発展させていく「離」。この考え方を軸に、今の時代の呉服業界にふさわしいあり方を見つけ、次世代へとつないでいく一年にしたいと考えています。

令和7年度の各事業計画においても、伝統の継承と新たな挑戦の両立を目指し、会員一人ひとりが主体となって未来を形づくる活動を展開してまいります。

― 「守」伝統を守る ―

和装文化の基盤や伝統的な技術、知識を守りながら、次世代に引き継いでいくこと。

具体的な取り組み:
・職人や業界の先輩から学ぶ機会を提供し、若手が技術や文化を継承する環境を整備
・日本各地の染織産地への研修を通じて、産地とのつながりを深める

該当事業例:
・令和8年2月 福岡市での産地研修(博多織見学)
・ポッドキャストにおける伝統職人のゲスト出演

― 「破」可能性を拓く ―

既存の枠を超えて新しい可能性を探り、若手の発信力と創造力によって業界全体の活性化を図ること。

具体的な取り組み:
・若手が中心となってアイデアソンやワークショップを企画し、新たな事業やコラボレーションを創出
・SNSや音声コンテンツなど新しい媒体を通じて、和装の魅力を国内外に向けて発信

該当事業例:
・ポッドキャスト番組『きょうと きものと しごと』の継続・拡充
・和装文化と食文化をテーマにした新たな取り組み

― 「離」新たな時代へ ―

時代の変化に柔軟に対応しながら、若手の力を活かして和装文化を未来へとつなげていくこと。

具体的な取り組み:
・若手主導のイベント・展示・音声メディアなどを通じて、現代に即した和装の魅力を発信
・和装に関わる多様な人々との対話・交流を通じ、柔軟な発想で時代に沿った価値を創造

該当事業例:
・会員大会での活動報告・未来への展望の共有
・鴨川納涼「友禅流しファンタジー」など、地域社会と連携した文化事業
・SNS・ポッドキャストなどによる多様な視点との出会いと発信

この「守・破・離」の三本柱を軸に、令和7年度は染織産業の新しい可能性を模索しながら、私たち若手が中心となって、京都の文化と産業を次世代へとつなぐ取り組みを進めてまいります。

京都染織青年団体協議会 第48代会長 浅野 裕樹

染織協議会の概要
OVERVIEW

昭和48年暮れの石油ショックは、日本経済を大きく揺り動かし、あらゆるところで多くの混乱を引き起こしました。そして誰もが、この変化や混乱は、以前と何か根本的に違うことに気付き始めました。この変革は日本の社会や経済の構造の変化であり、以前の手法が今後通用しなくなるのではと思い始めたのでした。もちろん我々和装業界にとっても事情は同じであり、むしろ日本の社会や経済の最も伝統のある部分と密接に関係を持っているため、この変革は大きな苦痛でした。

昭和50年は、このような認識を多くの人々が持ち始めた時でした。この年、石油ショックより2年目の暮れに、この協議会を設立する動きが始まりました。和装業界は周知の通り極度に分業化されているため、一度不振に陥ると、細分化された個々でいかに努力をしても、全体の力になかなかなりえないという弱点があります。この様な社会や経済が変化していく中で、過去にも色々団結の動きがありましたが、簡単には結束し合うことが出来ませんでした。

昭和51年4月に、この様な情勢に対応するため、京都染織青年団体協議会は誕生致しました。また昭和53年8月、和装の振興と会員の相互の緊密な連携を目的に「第1回京の夏まつり」が催され現在に至っています。その他にも、協議会の目的を達成するため種々の催事が各々の年度に行われてきました。 現在この協議会は、京都の和装に関連する加工、生産から流通、小売に至るまで3つの青年会によって構成されています。和装という共通の地盤に立って、互いに情報を交換しながら、研修会・研究会・講演会等を開催しています。そして、我々自身の自己啓発を行うと共に、和装振興のため可能な具体策を模索しつつ、活発な事業活動を展開しています。

名称 京都染織青年団体協議会(きょうとせんしょくせいねんだんたいきょうぎかい)
所在地 〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78
京都経済センター 3F 公益財団法人京都和装産業振興財団内
TEL:075-354-1178
FAX:075-354-1177
設立 1976年4月1日
組合の地区 京都府一円
加盟青年団体 京都織物卸商業組合青年部会
京都呉服青年会
主要な事業 1.会員大会
2.鴨川納涼
3.和装振興事業
4.研修事業

出向者一覧
Officer

令和7年度の出向者一覧です。

会長/
和装振興事業 実行責任者
浅野 裕樹(京都呉服青年会)
副会長/
会員大会 実行責任者
黒田 正裕(京都織物卸商業組合青年部会)
副会長/
Podcast 実行責任者
矢代 真也(京都呉服青年会)
事務総長/
広報 補佐
西田 遼(京都呉服青年会)
財務/
協賛金事業 補佐
二ノ宮 浩輔(京都織物卸商業組合青年部会)
監事/
会員大会 補佐
亀井 彬(京都呉服青年会)
相談役 野瀬 守弘(京都織物卸商業組合青年部会)
和装振興事業 補佐 堀部 修次(京都織物卸商業組合青年部会)
鴨川納涼 実行責任者 野瀬 重友(京都織物卸商業組合青年部会)
広報 実行責任者 太田 千景(京都呉服青年会)
広報 実行責任者 桂 尚子(京都呉服青年会)
和装振興事業 補佐 木村 智也(京都呉服青年会)
鴨川納涼 補佐 服部 青海(京都呉服青年会)

アクセス
ACCESS


住所 〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町 78
京都経済センター 3F
公益財団法人京都和装産業振興財団内

◎地下鉄烏丸線 「四条烏丸駅」徒歩1分
業務時間 9:00 〜 17:00
TEL 075-354-1178
FAX 075-354-1177

個人情報保護方針
PRIVACY PROTECTION

京都染織青年団体協議会は、個人情報の重要性を深く認識し、以下の方針に基づき個人情報の保護に努めてまいります。

個人情報の取り扱いについて

1.個人情報保護に関する法令およびその他規範の遵守

京都染織青年団体協議会は、個人情報保護法および関連するその他の法令・規範・ガイドライン等を遵守します。

2.個人情報保護マネジメントシステムの策定および継続的改善

京都染織青年団体協議会は、個人情報を適切に保護するための個人情報保護マネジメントシステムを策定し、適切に運用するとともに、継続的に改善します。

3.個人情報の収集、利用および提供

京都染織青年団体協議会は、個人情報を収集する場合には、適法かつ公正な方法で収集し、あらかじめ個人情報の利用目的を明示して、その利用目的の範囲内で利用します。この範囲を超えて個人情報を利用する場合には、本人の同意を得たうえで利用します。
また、法令に定める場合および本人の同意を得た場合を除き、当館が第三者に個人情報を提供することはありません。


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